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心理学域紀要

心理学域紀要である「筑波大学心理学研究(Tsukuba Psychological Research)」は1979年に創刊されて以来、筑波大学心理学系の機関誌として発行されてきました。しかし、2011年9月末をもって心理学系が正式に廃されたため、後継組織である人間系心理学域の機関誌として発行が継続されています。

創刊された当時は大学全体の施設・設備も完成に至っておらず、ようやく研究室や実験室などの施設も整い始め、学系の研究や運営などが行えるようになって来た頃でした。このような中で、心理学系の研究成果を公にしたいという気運が熟し、本誌の発行に至りました。創刊後20年以上にわたって年1回の発行でしたが、投稿者の増加に伴い、2003年2月発行の第25号から年に2回(原則3月と9月)の発行に変わりました。

本誌では、人間系心理学域に所属する教員や教員と連名の共同研究者などの研究論文が、実験心理学・教育心理学・社会心理学・発達心理学・臨床心理学など様々な領域にわたって、各号につき10編程度掲載されています。著者は教員から大学院生まで、また、学内にとどまらず、心理学域の教員が連名となる場合は学外の方でも筆頭著者となることが可能です。さらに、年度末に発行される号には、心理学域に所属する教員がその前年度に指導した学生の卒業論文・修士論文・博士論文のタイトルも掲載されており、筑波大学の心理領域において行われている様々な研究の一端を垣間見ることができます。本学附属中央図書館において全ての論文がネット上公開されていますので、興味のある方はここをクリックしてください。